龍門寺僧堂落慶・片桐老師25回忌法要

2013年6月30日、龍門寺の僧堂落慶および片桐大忍老師の25回忌法要が、アメリカ・アイオワ州の龍門寺で行われました。

法要には、(オレンジの法衣を着た龍門寺住職のワインコフ彰顕老師の右から)、永平寺後堂の斎藤芳寛老師、アメリカ三心禅センターの奥村正博老師、飛騨の正宗寺の原田道一老師、(ワインコフ彰顕老師の左に)曹洞宗北米総監のルメー大岳老師、片桐トモエさん等、約200名程の龍門寺ゆかりの参禅者等が出席しました。多くの人々が互いに数十年来の知人・友人で、和やかな時間がすごせました。

ミネソタで楢崎一光老師が弁道会を行ってからもう30年経ちました。残っているものもあれば、なくなったものもあり、さらに新たに生まれたものもあります。まさに無常。光陰矢の如しです。30年前の弁道会では、仏教修行のために、アメリカ人がなぜ文化の異なる日本の応量器の作法を学ばなければならないのかと、弁道会中にも係わらず、アメリカ人修行者同士で熱い議論が行われましたのを印象深く思い出します。その弁道会の参加者の多くと30年ぶりに再会することもできました。次の(30年目の)法要で何人と再会ができるのか、龍門寺がどうなっているか楽しみにしています。


法要の最後は、般若心経をコーラス曲とした歌も歌われ、アメリカ?らしい法要でした。実際の法要で歌われたものの記録は入手できませんでしたが、下記のようにアメリカでは良く歌われているようです。歌詞は主に般若心経の最後の三行です。

羯帝羯帝波羅羯帝(Gate Gate Paragate)
波羅僧羯帝(Parasamgate)          
菩提僧莎訶(Bodhi Svaha!)  




金曜坐禅会は8月から再開です。

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