2010年12月21日火曜日

Moriyama Roshi's article on Practice in Spanish

Zuyken san del Zendo de los Tres Tesoros, un centro zen en Montevideo, Uruguay, amablemente nos envió algunos fragmentos del libro de Moriyama Roshi,  preparado en español para lectores hispanoparlantes. Gracias! Por favor, siga el siguiente link para descargarlo.

Zuyken san of Zendo3tesoros, a Zen center in Montevideo, Uruguay, kindly sent us some excerpts from Moriyama Roshi's book prepared in Spanish for Spanish readers. Thank you! Please follow the following link for download.

 Roshi-Nuestra Práctica

2010年12月15日水曜日

森山老師南米訪問地の紹介

森山老師は2011年2月初旬から3月初旬まで南米各地の禅センターを訪問します。主な訪問先はポルトアレグレ(ブラジル)とウルグアイ(ブラジルの隣国)の各地です。各地を紹介するビデオをご覧ください。仏教は日本固有の宗教ではありません。海外から言葉や文化を超えて伝わってきたものです。インドからチベット、中国、東南アジア、韓国、日本、アメリカ、ヨーロッパへと伝わり、やっと南米まで到達しました。

ポルトアレグレの紹介ビデオ


ウルグアイの紹介ビデオ


森山老師の南米訪問旅費およびブラジル初の修行道場VilaZen(南緯30.1750075、西経50.977646)の建設へのご支援・ご協力、心よりお待ちしております。

2010年12月8日水曜日

森山老師南米訪問およびVilaZen建設へのご寄付のお願い


大きな地図で見る

森山老師の南米訪問旅費およびブラジル初の修行道場VilaZen(南緯30.1750075、西経50.977646)の建設へのご支援をお願いいたします。

森山老師は、瑞岳院の冬期閉門期間中、ブラジル、ウルグアイ等の南米各地の禅センターを訪問し、指導を行うこととなりました。南米のお弟子さんたちからの強い要望があったためです。ただ日本‐ブラジル間の旅費が高額なばかりでなく、各都市間の移動費用もかかります。そこで、現地では旅費捻出のための現在募金活動が行われています。

森山老師が南米滞在中、VilaZenで摂心を行います。VilaZenはブラジル・ポルトアレグレ郊外の大草原に建設中のリトリートセンター(修行道場)で、広さ12エーカー(東京ドームよりちょっと広い)の土地に本堂、僧堂、庫院等が建設されます。土地は、現地の信者の方から森山老師へ寄付されました。

そこで日本からも、同じ森山老師から指導を受けている南米の兄弟・姉妹弟子達を支援したいと思います。金額の多少にかかわらず、皆様からのご支援・ご協力お待ちしております。よろしくお願いいたします。

ご寄付は現金書留にて、吉祥院(〒259-0312神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜13)内、森山老師宛にご送付いただければ幸いです。

VilaZen建物配置計画
建設中の建物(東司?)
最初につくられた高さ9mの大仏

瑞岳院冬期閉門 / Zuigakuin Winter Closure

12月11日から瑞岳院は閉門となります。参禅者の受け入れは2011年4月1日から再開される予定です。瑞岳院では、渓流からパイプを使って水を引いています。このためパイプの水が凍る12月から3月までの期間、閉門とさせていただいております。

森山老師は、この冬期閉門の期間中、湯河原の吉祥院や海外寺院等に滞在することが恒例となっています。本年早春(2010年2月)には、ハワイのホノルルダイアモンドサンガに1カ月ほど滞在され、海外禅センターとの新たな絆を築くことができました。2011年2月から3月にかけては南米を訪問し、森山老師が南米総監時代に指導した南米各地の禅センターを訪ねる予定です。南米滞在中には、森山老師が広大な土地の寄付を受け、ブラジル・ポルトアレグレの大草原に建設中のVila Zenでも摂心を行う予定です。

From December 11 to the end of March 2011, Zuigakuin will close for winter.  No practitioner will be accepted during the winter closure.  Zuigakuin will open from April 1, 2011.  In Zuigakuin, water is piped from a river nearby.  Zuigakuin closes during a period between December to March when water in the piping froze.

Moriyama Roshi usually stays in Kichijoin in Yugawara or some temples outside Japan during the winter closure. In February 2010, Roshi visited for the first time and stayed Honolulu Diamond Sangha in Hawaii for a month, creating a new connection with the Zen center outside Japan.  From February to March 2011, Roshi will visit Zen centers in South America, which are founded by students taught by Moriyama Roshi when he was working as South American Commissioner for Sotoshu. During his stay, he will lead Sesshin at Vila Zen, a newly developed retreat center near Porto Alegre.

2010年12月7日火曜日

内山興正老師 安泰寺へ残す言葉

安泰寺における内山興正老師の最後の提唱(1975年2月23日)の録音があります。内山老師より仏法を学んだ一法さんが、古い録音テープをデジタル化して、ブログ「転法輪国共生山一法寺」にて紹介しています。今回ご許可を得て本ブログにもリンクを掲載させていただけることになりました。

この提唱は、内山老師が安泰寺を引退するに当たり、安泰寺の修行僧へ残す言葉です。沢木老師門下らしい以下の言葉もありますが、他のお話も大変面白いです。ぜひお聞きください。

「だまって10年坐ること、さらに10年坐ること、その上10年坐ること」
「Shut up and sit 10 years. Sit 10 more years. And sit another 10 years」

2010年11月18日木曜日

Depth of Zazen

Statue of Avalokitesvara (
bodhisattva of mercy and salvation) in a road to Zuigakuin
This is the third part of Moriyama Roshi’s Dharma Talk. In the talk, Moriyama Roshi said:

  • “Various scales are used to measure the depth of Zazen, the sitting meditation. There are five levels in the depth of Zazen in considering a factor of time which I personally experienced during Zazen.
  • Level 1: your thought is filled with delusions.
  • Level 2: you feel the time passes faster than usual
  • Level 3: you feel the time passes slower than usual
  • Level 4: you feel no passage of time
  • Level 5: you can control the passage of time in yourself”

One practitioner asked Roshi, “To reach the higher level of Zazen, what kind of practice I should do and how long I should continue such practice?” Roshi answered as follows:
  • “It depends on an individual characteristic. Some person may quickly reach to the deeper level, and some person may take much longer time than others. However, you should never worry about such things. I was able to reach the deeper levels through practice, and so can you.”

As practitioners, you really do not need to worry about what level you are at now. In Soto Zen lineage, the practice of Zazen is more emphasized. Naturally, practitioners wonder if he or she is doing correct Zazen or how he or she can attain the enlightenment. However, the practice of Zazen is NOT a means to reach any of such targets or objectives. Zen Master Dogen, the founder of Soto lineage, said in Fukanzazengi (Universal recommendations for Zazen):

  • “The zazen I speak of is not learning meditation. It is simply the Dharma-gate of repose and bliss.” 

Zazen which Zen Master Dogen recommended isn’t a sitting meditation or seated meditation practiced as part of the Buddhism practices (Noble Eightfold paths) including other practices than Zazen. Dogen’s Zazen includes all of such practices therein. Hashimoto Eko Roshi, one of great Soto Zen teachers, wrote in his book “Lecture on FukanZazengi”:

  • “The not-learning-meditation Zazen is the way that you should do just-sitting wholeheartedly with no-gaining mind from the inception of way-seeking mind, and walk on the path of continual practice endlessly even after becoming a Buddha.”

In Zazen, there is no “static” condition to be aimed at as the final goal. The important point is “dynamic” actions of adjusting your posture, breath and mind in each and every moment. General idea and manner of Zazen are described in FukanZazengi (Universal recommendations for Zazen).  However, you should consult with Moriyama Roshi or your teacher regarding details and specific part of Zazen until you are fully convinced. There are so many different methods for Zazen and meditation in this world depending on religion, lineage and teacher, such as Nen-soku (paying full attention to breath), Su-soku-kan (counting breath), Nai-kan (internal observation), samatha, vipassana, mindfulness meditations, etc. Practitioners aware that only the awakened teacher can teach you what kind of Zazen is suitable for you in that time.

UN ZEN OCCIDENTAL
The above blog site introduces and explains FukanZazengi line by line in English. The blog also posts French and English translations of Dogen and other Japanese Roshies:

2010年11月10日水曜日

坐禅の深さ / Depth of Meditation

瑞岳院への山道から見えた富士山
森山老師の法話、第3弾です。

森山老師のお話:
「坐禅の深さに関する尺度はいろいろあるが、私自身が個人的に感じた時間に関する観点から考えると、坐禅の深さには5つのレベルがある。
  1. 坐禅をしていても妄想ばかり
  2. 坐禅をしている時間が短く感じられるレベル
  3. 坐禅をしている時間が深く長く感じられるレベル
  4. 時間の経過を感じなくなるレベル
  5. 時間を自在に作り出すことができるレベル」
また、参禅者から「坐禅の深いレベルに達するためには、どのような修行が必要なのでしょうか?また、どれぐらいの期間、修行すればよいのでしょうか?」との質問に対して森山老師は答えました。
  • 「個人の資質によります。すぐに深いレベルに達成できる人もいれば、深いレベルになかなか到達できない人もいます。でも心配はありません。私も修行して深いレベルに達成できたのですから、皆さんも必ずできるはずです。」
とはいっても、参禅者としては、自分の坐禅が現在どのレベルであって気に病む必要は全くありません。曹洞宗では坐禅を強調するため、坐禅の出来不出来や覚りを得られるかが気になるかもしれませんが、そのような目標に至ることが本質ではないのです。普勧坐禅儀で道元禅師は
  •  「いわゆる坐禅は、習禅にはあらず。ただこれ安楽の法門なり。」
 と述べています。道元禅師の勧める坐禅は、仏法修行の一部分として行う坐禅ではありません。その坐禅の中に仏法のすべてがあるのです。橋本恵光老師はその著作「普勧坐禅儀の話」の中で、このような坐禅のことを、以下のように述べています。
  • 習禅にあらざる坐禅は、初発心より有所得の心を一切もちいず、力を尽くして専一に打坐し、仏に至っても、いよいよ常精進の一路を無限に歩む法である」
坐禅に関して、最終目標とすべき「静的」状態があるのではありません。大事なのは、「動的に」(一瞬一瞬において)体と息と心を調整するという作業(調身 (端坐)、調息、調心(至心))そのものです。坐禅の作法は普勧坐禅儀に説明されていますが、具体的・詳細な点については森山老師あるいは指導者とよくよ く納得するまで相談すべきです。世の中には、念息、数息観、内観、止観行(サマタ瞑想とビパッサナー瞑想)、マインドフル瞑想等、宗教・宗派・指導者に よっては様々な瞑想法があります。その修行者にとって、その時点で、どのような坐禅をすべきかというのは、しっかりと覚りを得た真の指導者だけが指導でき るのです。

2010年11月5日金曜日

われは菩薩たり / I am a Bodhisattva

文殊菩薩 / Manjusuri

  • 我は菩薩たり。衆生のために益利(えきり)せんと欲す。(大智度論巻十四)

内山興正老師はその著作「進みと安らい」で、この生き方こそが人生の方向とすべきものだとしている。この「願生の菩薩」としての生き方(Living in Vows) が仏教徒の目指す方向であり、この生き方の中にのみ「進みと安らい」が得られると述べている。

ここで菩薩(Bodhisattva)とは、観世音菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩等だけを指すのではなく、元来、大いなる慈悲心に導かれて、世の中全てのもののために仏道を成就しようとする全ての修行者を指す。特に大乗仏教の教えでは、仏教徒になるということはを守るだけでなく、菩薩として、世の中の生きとし生ける者すべてのために行動するということが求められる。これが誓願である。

  • 衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど) The many beings are numberless, I vow to save them.
  • 煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん) Greed, hatred, and ignorance rise endlessly, I vow to abandon them.
  • 法門無量誓願学(ほうもんむりょうせいがんがく) Dharma gates are countless, I vow to wake to them.
  • 仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう) Buddha's way is unsurpassed, I vow to embody it fully.
目標はあまりにも広く、とても達成できそうもない。それでもこれらを目指して毎日行動するということが必要だと言っている。広い海原を唯一人で泳いでいるようなものである。見えるものは果てしなく続く海と空、下を見ても深い海、そこを一人でただただ泳いで行く。パニックにならずくじけずに、ただただ泳ぎ続ける。それが仏道修行のようである。

禅宗では、修行者の象徴として文殊菩薩を禅堂の中心に配置している。文殊菩薩は獅子の背に乗り、煩悩や無明を断ち切る智慧の刀を持っている形をとることが多い。獅子は、心または頭の考え(mind)を表す。獅子の背に乗る文殊菩薩は、この荒ぶる心や考えを智慧の力でおとなしくさせている様を示している。


2010年10月2日土曜日

鈴木俊隆老師著作 「Zen Mind、Beginner's Mind」 和訳本

片桐老師は1963年に渡米し、最初はロスアンジェルスにある曹洞宗両本山北米別院の禅宗寺へ赴任し、その後1965年にサンフランシスコの桑港寺へ赴任されました。その当時、サンフランシスコ禅センターでアメリカ人参禅者に禅を教えていたのが鈴木俊隆老師でした。

鈴木老師は、1959年にサンフランシスコの曹洞宗寺院、桑港寺の住職として赴任されました。55歳でした。その後、禅の評判が高まりアメリカ人参禅者が急増したため、鈴木老師は桑港寺を離れ、サンフランシスコ禅センターを設立されました。鈴木俊隆老師の著作で代表的なものは「Zen Mind, Beginner's Mind」です。日本人禅老師の書かれた禅の本の中で、多分もっとも広く読まれている、西欧の禅修行者にとっては教科書のような本です。アメリカで人気が高かったため、過去に一度和訳されたのですが、日本ではあまり人気が出なかったようです。

この8月に「Zen Mind, Beginner's Mind」の新たな翻訳本が出版されました。禅の専門用語を使わず、現代の日常使われている日本語で翻訳されています。 平易な言葉で禅を語ると、すでに経典や解説本を読んでいる方や、参禅経験のある修行者は、違和感を感じるかもしれません。一方、初心者にとっては、禅をより身近に感じることができる非常に良い本のように思われます。特に、禅や仏教の専門用語を用いていないため、日本人ならだれでも持っている持っている禅や仏教に対する偏見や誤解を避け、より純粋な状態で禅仏教を学ぶことができます。



鈴木老師が1970年に、参同契について英語で法話を行ったビデオ(サンフランシスコ禅センター)もありました。英語版ですが、分かりやすい英語です。鈴木老師はときどき、その当時禅関係では有名だった鈴木大拙博士と間違えられたそうです。そんなとき鈴木老師は「それは有名な鈴木さんで(He is the big Suzuki)、私はそうじゃないほうだよ(I am the little Suzuki)」と言ったそうです。

2010年9月28日火曜日

砂防ダム建設工事 Construction of mudslide-control dam


工事前 Before construction
現在 Present view




瑞岳院龍門近くの渓流に砂防ダムを建設する工事が始まりました。工事は来年3月まで続く予定です。

ダム建設工事に伴い、物資搬出入のための道路が新設されます。新道路は山の神神社近辺から龍門まで伸びるもので、既存の山道と並行した山側斜面に造られることになりました。現在、新道路に沿って木の伐採が始まっています。龍門後方にある木々も伐採され、今までとは違って明るい景色が広がるようになりました。

工事中はトラックや工事関係車両が交通が多くなることが予想されます。上山される皆様は充分お気を付け下さい。日中は工事の音も多少はしますが、夜間や早朝の坐禅時はいつも通りの静けさです。

Construction of a mudslide-control dam on a small river nearby Dragon gates of Zuigakuin started. The construction will continue until March 2011.

A new road will be also constructed for transporting supply for the dam construction.  The new road will extend from a vicinity of the shrine of Mountain gods to the Dragon gates in parallel to the existing mountain road on the mountain hill side. Presently, trees on a route of the new road are being cut down. Now, the most of trees behind the Dragon gates are gone, providing new brighter look of the Zuigakuin entrance.

It is expected to have more traffic on the mountain road to Zuigakuin during the construction.  Please be careful with unexpected heavy traffic when you hike or drive to Zuigakuin. In Zuigakuin, you may hear distant sound and noise from the construction during the daytime, but during morning and night Zazens you can enjoy usual quietness and tranquility of Zuigakuin.

2010年9月27日月曜日

不飲酒戒 Do Not Drink

瑞岳院参道から見た秋の富士山
不飲酒戒とは、仏教徒が行ってはいけない事柄を定めた五戒(ごかい)のひとつである。この五戒とは:
  • 不殺生戒(ふせっしょうかい) - 生き物を殺してはいけない。‐Do not kill
  • 不偸盗戒(ふちゅうとうかい) - 他人のものを盗んではいけない。- Do not steal
  • 不邪淫戒(ふじゃいんかい) - 自分の妻(または夫)以外と交わってはいけない。- Do not misuse sex
  • 不妄語戒(ふもうごかい) - うそをついてはいけない。- Do not speak a lie
  • 不飲酒戒(ふおんじゅかい) - 酒を飲んではいけない。- Do not drink intoxicants
この五戒についてはスッタニパータでも述べられている。スッタニパータは、テラバダ仏教のパーリ経典(いわゆる三蔵法師の三蔵/Tripitaka)の一部に含まれているもので、最古の経典とも言われている。

五戒は、自分だけが守ればよいというのではなく、他人が戒を破ることがないように努力することも必要とされている。五戒を守ることは、単に自身を律するというだけでなく、社会に生きる個人として他人との不要な諍いや揉め事を避け、他に不安を与えないという大きな利益があると説明している(Abhisanda Sutta AN 8.39)。一方、仏教においては、これらの戒を守らないからといって、厳しい罰が下るというものでは決してない。このような戒を守って生きようと常に自ら努力することで初めて、仏教徒としての確固たる基盤を作り上げることができる。

曹洞宗では在家得度するときに授戒を受ける。三帰戒、三聚浄戒および十重禁戒があり、上記の五戒は十重禁戒の中に含まれている。また、チベット仏教や南伝仏教の僧院で生活するものに対しては、数百の戒律が定められているそうだ。

ところで、日本の寺院は飲酒については寛容であるように思われる。菜食は厳しく守っているのに、判断基準がどの辺にあるのか良く分からない。歴史的、文化的な背景があるのだろうが、現実を目の当たりにすると複雑な心境になる。スッタニパータでは不飲酒戒について以下のように述べている。

A layman who has chosen to practice this Dhamma should not indulge in the drinking of intoxicants. He should not drink them nor encourage others to do so; realizing that it leads to madness. Through intoxication foolish people perform evil deeds and cause other heedless people to do likewise. He should avoid intoxication, this occasion for demerit, which stupefies the mind, and is the pleasure of foolish people.

飲酒→頭が働くなる→不要な過ちを犯す、だから止めるようにとの教えだ。ここでは酒と限定せず、酩酊状態にさせるものとしている。アルコールだけでなく、カフェイン、タバコ、ドラッグも含まれるのだろう。

2010年9月26日日曜日

坐禅で重要なのは坐禅以外の所 Important point of Zazen (meditation) is in part other than Zazen

大分時間が経ってしまいましたが、7月摂心で行われた森山老師の法話の第2弾です。

森山老師のお話(その2):
「坐禅の修行で重要なのは坐禅以外の所である。坐禅の修行で坐禅を行うのはもちろんであるが、坐禅だけを立派にやればよいというものではない。坐禅以外の食事の取り方、経の読み方、歩き方、話し方、日常生活における行動全てにおいても、仏教徒として行うべき行動をとらなければならない。弁道法では、僧堂の集団生活における生活行動の全てについてルールを示している。これをヒントにして、各自の日常生活においても、どのように生活すべきかを考えてほしい。」

一般の社会では、一人一人に対していくつかの役割が与えられている。例えば、中年の男性であれば、勤務先では上司であり部下であり、家庭では夫であり父親である。さらに、自身の親に対しては子供であると同時に兄弟に対しては兄や弟となる。仏教の修行は、これらの一人一人に与えられた役割をすべて果たした後に行われることが理想であり、これらの全ての役割から離れたところに存在する一個人自身を深めるのが仏教の修行である。そのようなすべてのしがらみから離れた個人を深めることができれば、社会や家庭での役割もより円滑に果たすことができるはずである。


This is the second part of the article regarding on Moriyama Roshi's talk during July Sesshin. It has been a long time since the last time I posted the first part.

In Sesshin Moriyama Roshi also said, "The important point of Zazen (sitting meditation) is in part other than Zazen. Of course it is important to do Zazen when you practice Zazen.  However, it doesn't mean all you have to do is good Zazen. In addition to Zazen, you also have to do well as a Buddhist in activities other than Zazen such as the manner of eating, the manner of chanting sutras, how to walk, how to speak, every activity in daily life. In Bendo-ho, rules to be followed in every aspect of a daily life in Zen Monastery community. By learning those rules in Bendo-ho, I am hoping that you review your own daily life in light of Bendo-ho and contemplate how you should live your own every day life."

In a society, every individual is assigned with multiple roles. For example, if you a middle aged man, you may be a boss and a subordinate in your work, a husband and a father in your home.  And for his own parents, he may be a child. For his brothers, you may be a younger or older brother.  It is the best if your Buddhism practice comes only after you have performed all the roles satisfactory.  Buddhism practice is to deepen part of an individual self, which still exists apart from all those roles.  Once you are able to deepen such a part (the part independent from all those responsibilities), you will be in turn able to do better in your social and family life.

2010年8月21日土曜日

Shunryu Suzuki Roshi's book "Zen Mind, Beginner's Mind" is translated to Japanese

In 1970, Moriyama Roshi traveled San Francisco to assist Shunryu Suzuki Roshi in Soko-ji temple. At that time, Suzuki Roshi was also teaching American practitioners in San Francisco Zen Center.

Suzuki Roshi moved to United State in 1959 at the age of 55 to become the abbot of Soko-ji temple, a Soto Temple in San Francisco. Then, to accommodate growing number of American practitioners in 1960's, he established San Francisco Zen Center. "Zen Mind, Beginner's Mind" is the most popular book among English Zen Buddhism books written by Japanese Zen Masters, and is like one of Zen text books among western practitioners.  Because of the great popularity in United State, the book was translated into Japanese many years ago. Unfortunately, the book didn't receive similar popularity in Japan.

In this August 2010, 40th year since the publication of the original book, new version of Japanese translation of "Zen Mind, Beginner's Mind" was published. The translated book uses more plain daily Japanese words and much less special terms of Zen Buddhism. Some Japanese practioners or poeple who are used to read sutras and traditional Zen books may feel odd when reading the book with simple and plain words. On the other hand, for beginners, it is an excellent book.  The book helps reader to feel Zen Buddhism closer, and that Zen is not something far away from reader's daily life. Particularly, because of having less special terms of Zen Buddhism, readers can learn Zen Buddhism in a purer form, without introducing any prejudice and misunderstanding many Japanese have on Zen Buddhism.

Here is a video of Suzuki Roshi's Dharma talk in 1970 (San Francisco Zen Center). It is English version with plain English. Suzuki Roshi was occasionally mistaken for the Zen scholar D.T. Suzuki, to which Suzuki Roshi replied, "No, he is the big Suzuki, I'm the little Suzuki."

2010年8月17日火曜日

Moriyama Roshi's Dharma Talk in July Sesshin: What we can learn from practicing Bendo-ho?

Morning in Zuigakuin Meditation Hall
In June 17th to 19th, July Sesshin was held in Zuigakuin.  In the Sesshin, Roshi gave a Dharma talk.  It is the best to listen Roshi's talk on live.  However, for people who could not attend the talk, I (Tessan Abe) will post some of major topics as much as I could understand.  Your comments and questions are always welcome.  

  • Moriyama Roshi said, "Zuigakuin is a place to practice Bendo-ho. I hope all practitioners can practice together to familiarlize yourselves with the ancient traditional practice method, Bendo-ho.  The Bendo-ho was created by Zen Master Dogen 800 years ago.  Practicing such things may be like you are experiencing a totally different culture even if you are Japanese.  But, I want you to learn something from your experience in Zuigakuin and bring them back to your daily life.

Bendo-ho is formed with sets of directions and rules set by Zen Master Dogen with respect to each of activities to be conducted in life of Sodo (Monk hall) or temple. Here, the activities include not only manners of Zazen (sitting meditation) and chanting sutras, but also include manners on how to enter the monk hall, how to eat a meal, how to wash your face, how to sleep, etc. The directions and rules were set to concretely illustrate how you should behave or act in each of the activities in order to practice the Buddha way without any misunderstanding and without any delay.

Indeed, the practicing in Zuigakuin without electricity and modern convenience is like the experiencing a different culture.  However, at the same time, the experience of a different culture also provides a chance to revisit your own daily life. Think about a trip to a foreign country. You must surprise to see life style or culture different than yours.  And, at the same time, many of you must aware your own present culture more and more.  In Zuigakuin, the different culture you are experiencing is nothing but the ancient traditional practice of Buddha way.  It is like you are chanting sutras to familiarize yourself with Buddha's teachings.  By practicing Bendo-ho or living under it, whether you are aware or not, you are familiarizing (not just learning as knowledge) yourself with the teachings of Zen master Dogen through your actions to body and mind.

"Learn something through the experience of practicing Bedo-ho", said Moriyama Roshi. Roshi didn't say you should practice the same Bendo-ho in your home. The experience of Bendo-ho provides an opportunity to revisit your own daily life under light of the ancient traditional practice method of Buddha way.  The practice of Buddha way is never limited in Zazen or chanting of sutras.  Every action in your daily life is the practice of Buddha way. The important point is to devise a way to use or adopt spirits of Bendo-ho in each one's own daily life beyond difference in a culture or life style.

The following topics from Moriyama Roshi's talk will be posted soon.
  • Spiritual foundation of modern Japanese
  • Important point in practicing Zen
  • Depth of Zazen (sitting meditation)

2010年8月12日木曜日

ロバートエイトキン老師逝去 The passing of Robert Aitken Roshi

Robert Aitken Roshi (1917-2010)
アメリカ最初の禅老師ロバートエイトキン氏が8月5日、ホノルルで逝去しました。93歳でした。葬儀は8月22日10時から、ホノルルのパロロ禅センターで営まれます。

エイトキン老師は、第二次世界大戦中、グアムで日本軍捕虜となり、その後日本の捕虜収容所の中で同じく捕虜となっていた英国人作家R.H.ブライスを通じて、禅と初めてめぐり合いました。

第二次大戦終了後、エイトキン老師はハワイへ戻り、ハワイ大学で芭蕉の俳句に対する禅の影響について研究、修士号を1950年に取得しました。エイトキン老師は日本へ何度も戻り、中川宋淵老師や安谷白雲老師の下で修行を継続しました。1959年、ハワイでの禅修行者をサポートすることを目的としてダイアモンドサンガを設立し、中川、安谷両老師を招き、正式な摂心を実践してきました。1974年には、エイトキン老師は禅の指導者と認可されました。また、エイトキン老師は世界平和、人権、社会的平等を目指して、市民活動にも積極的に参加していました。

エイトキン老師は、禅仏教に関する多数の著作を残しました。残念ながら日本語に翻訳されたものはありませんが、なかでも禅仏教の基本的な教えや修行方法の基礎をまとめたThe Taking the Path of Zenや、仏教徒の戒律、利他行、倫理に関するThe Mind of Clover等はアメリカに限らず世界中で広く読まれています。

心からご冥福をお祈りいたします。

エイトキン老師のブログ
ホノルルダイヤモンドサンガのホームページ
エイトキン老師の著作集(ハワイ大学図書館)

Robert Aitken, one of the first Americans fully authorized as a master of Zen Buddhism and the author of thirteen books on that subject, died August 5 in Honolulu at the age of 93. The memorial service will be held at Palolo Zen Center on Sunday, August 22nd at 10:00 AM.

At the outbreak of war in the Pacific he was captured by Japanese army on Guam, where he had been working as a civilian. His introduction to Zen came during his ensuing years of internment in Japan, through a fellow internee, the British writer R.H. Blyth.

After his release, Aitken resumed his interrupted studies at the University of Hawaii, graduating in 1947 with a degree in English literature. He returned to the University for a master’s degree in Japanese studies, which he received in 1950, and his thesis, concerning Zen’s influence on the work of the great haiku poet Basho, later became the basis of his first book, A Zen Wave.

With his late wife Anne Hopkins Aitken, he founded the Diamond Sangha in 1959 as a community supporting formal practice of Zen, bringing a succession of Japanese masters, Soen Nakagawa and Hakuun Yasutani to the islands to instruct the group. It flourished, especially after he received sanction to teach independently in 1974, and today the Diamond Sangha is a network of affiliated groups in Australia, New Zealand, Germany, Argentina, and Chile as well as the United States. Its main temple in Hawaii is Palolo Zen Center in Honolulu; Maui Zendo and Hilo Zen Circle offer venues for practice on the neighbor islands.

After World War II, Aitken maintained a steady involvement in organizations dedicated to peace, social justice, and civil rights. He helped establish both the American Friends Service Committee program in Hawaii and the local office of the American Civil Liberties Union and continued to take an active part in the latter into his eighties. He also was a co-founder of the nationwide Buddhist Peace Fellowship, whose offices are in Berkeley.

His numerous publications include Taking the Path of Zen, The Mind of Clover, The Gateless Barrier, Zen Master Raven, and The Morning Star. The most recent of them — Miniatures of a Zen Master —appeared in 2008, after he turned 90. Many of these books have also been published in translation.

Aitken’s first marriage, in 1947, was to the late Mary Laune of Honolulu, and he is survived by their son, Thomas Laune Aitken, and three granddaughters. His death came suddenly and peacefully, following a long period of declining health, mostly spent in residence at the Honolulu temple.

For further information on his life, consult a brief 2003 autobiography on the website of the University of Hawai'i library, whose Special Collections hold his papers: http://libweb.hawaii.edu/libdept/speccoll/aitken/autobiography.html. A colorful account of his Zen background is available in "Willy-Nilly Zen," an appendix to Taking the Path of Zen. Additional material can also be found at the Honolulu Diamond Sangha website, http://www.diamond-sangha.org, and at his blog, http://robertaitken.blogspot.com.

2010年8月5日木曜日

森山老師の法話(7月摂心):弁道法から学ぶ

朝の禅堂
7月17-19日瑞岳院で摂心が行われ、森山老師のご法話がありました。老師のお話はその場で聞くのが一番良いのですが、参加できなかった方のために抜粋して主なポイントだけを、本ブログ管理人が理解可能な限り、お伝えしたいと思います。質問やコメント等お待ちしております。


  • 森山老師のお話(その1):「瑞岳院は弁道法を実践する場所です。参禅者の皆さんには、瑞岳院で一緒に修行し、道元禅師が伝える古来伝統の弁道法に親しんでいただきたいと思います。弁道法は800年前に道元禅師が作られたものです。これを現代の皆さんが実践するのは、まるで異文化を体験しているようなものでしょう。しかし、ここでの体験をきっかけにして、何かを学んでほしいと思います。」

弁道法とは、僧堂生活において行われるそれぞれの行動について、道元禅師が定めた指針や規則です。ここでいう行動とは、坐禅や読経の仕方だけでなく、禅堂への入堂方法、食事作法、洗面、就寝の作法等が含まれています。これら指針や規則は、僧堂での集団生活において、仏道修行を遅滞なく、一分の隙もなく進めるためにはどのように行動すべきかを具体的に示したものです。

電気も水道もない瑞岳院での修行は異文化の体験だと思います。しかし異文化体験は、自身の日常を見直す絶好の機会となります。例えば、海外旅行に行けば、日本と異国の文化との違いに驚くと同時に、自国の文化をより強く意識することが多いのではないでしょうか。しかも瑞岳院での「異文化」体験は、古来伝統の仏道修行そのものです。例えば、経典を読むことで仏陀の教えに親しむことができるように、弁道法を実践することで道元禅師の教えを、行動を通して親しんでいるのです。

「弁道法の体験をきっかけにして何かを学んでほしい」と森山老師は述べられました。弁道法を自宅に帰ってからも行えというのではありません。仏道修行は坐禅や読経だけではありません。生活のすべてが修行です。弁道法が教える精神を、文化の違いを超えて、各々の日常行動の中にも活かしてほしいと思います。

次回以降は以下のトピックについてお伝えいたします。
  • 現代人の精神的基盤
  • 禅の修行で重要なポイント
  • 坐禅の深さ

熱い夏に一息:冬の托鉢(アメリカ・アイオワ州)



龍門寺はアメリカ北西部アイオワ州の小さな村にある曹洞宗のお寺です。片桐老師の弟子の一人、Shoken Wincoff 先生とそのお弟子さんたちが自ら建設されました。お寺の周りには、文字通り地平線まで続くトウモロコシ畑、大豆畑、牧場が広がっています。冬は寒さが非常に厳しいのですが、夏は美しく自然の豊かさを実感できるところです。

片桐老師は30年も前から、このアメリカ中西部で禅仏教を広めてきました。ここでは同時期のサンフランシスコやニューヨークで起こっていたような爆発的な禅ブームはおきませんでしたが、それでも確実に根付いていったようです。龍門寺にくるアメリカ人参禅者の中には、20‐30年も坐禅を続けているという人たちも少なくありません。このような人たちにとって禅は、アジアから伝わってきたエキゾチックな教えではけっしてなく、確実に日常生活の一部となっています。 在家仏教の理想的な姿をみたような気がしました。



2010年7月29日木曜日

ご利益(りやく) Miracles in Buddhism

虚空蔵菩薩
20数年前、ミネソタ禅センターの片桐大行老師が一時帰国し日本各地の修行僧堂や寺院を訪問した際に、カバン持ちとして同行させてもらった。聖護寺、瑞応寺、永平寺等の専門僧堂を持つ大寺院や、片桐老師が修行されたという小浜の小さな小さな寺を訪れた。ミネソタで学んできた「アメリカ」仏教の教えや修行と日本の寺院でのそれとのギャップがとても大きくショックを受けた。

しかし一番印象深かったのは、禅僧侶の修行や寺の大きさではなく、寺院を訪ねる信者の熱心さである。当時訪問した寺院の一つでは、智恵の利益をもたらすという虚空蔵菩薩を祀っており、そのために障害を持つ子供を連れた多くの母親が集まっていた。どういう仕組みなのかは覚えていないが、障害を持つ子供連れの母親は、本堂での読経が終わるや否や、少し離れた丘の上に建てられたお堂まで競争するように走り、お参りするのであった。お経を大きな声で読み、子供連れで坂を駆け上がる母親達。その姿を見てただただ感動したのを覚えている。

人は皆幸せになりたいと願うが現実は厳しい。その願いに答えて宗教がある。虚空蔵菩薩への深い信仰がその母親たちが望む利益を与えられるのかは分からない。しかし障害を持った親子に奇跡が起こる可能性はゼロではない。強い信仰心をもって修行する人々の多くが、一日でも早く安らいを得てほしいと心から願う。
  • "There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle." --Albert Einstein
  • 「人生の生き方は二つだけだ。一つは奇跡などないとする生き方。もう一つは全てが奇跡だとする生き方である。」--アルバート・アインシュタイン

2010年6月25日金曜日

鳥海山国際禅堂 / Chokaisan International Zen Monastery

鳥海山国際禅堂 / Chokaisan International Zen Monastery

左から森山老師、ドルジ先生、佐藤住職 
From Left, Moriyama Roshi, Rev. Dorji, Rev. Sato

6月中旬、森山老師は鳥海山国際禅堂を訪れました。鳥海山国際禅堂は、秋田県由利本荘市矢島町の郊外に、道元禅師が伝えた伝統的様式で建てられた禅堂です。禅堂は高台に位置し、前方に広がる田畑を見下ろし、その先には秋田富士と呼ばれる鳥海山を望むことができます。

鳥海山国際禅堂は、同じ矢島町にある曹洞宗の高建寺住職、佐藤成孝和尚が、道元禅師が示した弁道法に従い日本人だけでなく外国人も修行ができるようにと、2006年に創建されました。佐藤住職は、森山老師の師匠である白山孝純老師に師事されました。禅堂建立に際しては、2000年から日本中を托鉢してまわるなどして長年にわたって浄財を募られたそうです。

また今回の訪問には、チベット仏教の僧侶で、現在秋田市の妙覚寺(曹洞宗)に滞在されているソンナム・ドルジ先生も同行され、仏教に関する認識や日常生活における実践方法について親しく話し合うことができました。

In the middle of June, Moriyama roshi visited Chokaisan International Zen Monastery. The Zen monastery is located in a suburb of Yashima town, Yurihonjo, Akita prefecture, and built to follow the traditional structure Zen Master Dogen employed in his early monastery.  The Zen monastery stands on a hill and have a great view of Chokaisan mountain, which is known as one of the most beautiful mountains in Japan, above rice and vegetable fields spreading to a valley in front.

Chokaisan Zen Monastery was founded in 2006 by Rev. Joko Sato, the abbot of Kokenji, a Soto temple in Yashima town, to allow Japanese as well as foreigners to carry out practice in accordance with Bendoho, Dogen's traditional teaching on practices. Rev. Sato studied under Kojun Hakusan Roshi, who was also the teacher of Moriyama Roshi, and traveled extensively in Japan to do Takuhatsu (begging practice) since 2000 to receive donation for building the Zen monastery. 

In this visit, we had honored to travel with Rev. Sonam Dorji, a Tibetan priest now staying in Myokakuji, a Soto temple in Akita city.  We had very interesting time in sharing ideas regarding interpretation of Buddhism teachings and practice methods in everyday life. 

2010年6月24日木曜日

八正道 / Noble Eighthold Path

瑞岳院 龍門

涅槃・覚りに至るためには、八正道といわれる以下の8種の基本的な修行があります。これらの修行を具体的にどのように実践していくかは、同じ仏教においても宗派によって異なっているようです。
  1. 正見(right view)
  2. 正思惟 (right intention)
  3. 正語 (right speech)
  4. 正業 (right action)
  5. 正命 (right livelihood)
  6. 正精進 (right effort)
  7. 正念 (right mindfulness)
  8. 正定 (right concentration)
以下はWikipediaで紹介されていた英語版の八正道の考え方です。仏教用語を使わずに説明がされていますので参考にしてください。禅仏教の修行といえば、僧侶の法話を聞き、経典や祖師の著作を勉強したり、公案を考える等して、覚りに至るよう努力することが一般的かと思われます。しかし、そのような修行をする中でも、修行の優先度がきまっており、特に注力すべきことや理解を深めるうえで留意すべき点があります。八正道では、四諦を基盤として、どのように理解を深め、人間の意識を高めていくかという道筋が論理的に示されています。

八正道のそれぞれその内容に応じて3つのグループに分けることができます。
  • 智慧
    • 1.正見(right view)
    • 2.正思惟 (right intention)
  • 道徳
    • 3.正語 (right speech)
    • 4.正業 (right action)
    • 5.正命 (right livelihood)
  • 集中(Samadhi/三昧)
    • 6.正精進 (right effort)
    • 7.正念 (right mindfulness)
    • 8.正定 (right concentration)
八正道の修行では、正見(仏教における正しい見方)を理解し体得することが主たる目的です。修行者は、最初、正見という概念をアタマで理性的に理解しようと努力しなければなりません。これがある程度できれば、仏教を修行したいと願う気持ちを生じさせる、正しい意図(正思惟)が修行者の中で目覚めてきます。この正しい意図は正しい言葉の使い方(正語)を、正語は正しい行動(正業)を、正業は正しい生活の仕方(正命)をそれぞれ目覚めさせ、さらに正命は正しい努力の仕方(正精進)を、正精進は正しい心遣い(正念)を促し目覚めさせます。修行者は、正しい努力を続けることによって、誤った見方を捨て正見を体得し、正念を使って正見を常に維持しなければなりません。これらの修行により、修行者は欲、憎しみ、迷いから離れることができるのです。

さらに以上の準備ができれば、坐禅や瞑想等の正しい集中(正定)の修行をより容易に行うことができます。正定の修行をする際には、正しい努力(正精進)および正しい心遣い(正念)を使うことが必要となります。正定の境地では、修行者自身の正見に対する理解を分析し、それが本当に正しいものか検証する必要があります。この修行をすることで修行者は、欲、憎しみ、迷いを消し去ることを可能にする、正しい知識(right knowledge)に目覚め、正しい覚り(right liberation)を得ることができます。

さらに簡略化すれば、八正道とは、最初に仏教の考え方を理性的にでも理解し、その理性的な理解に基づき、外に現れる言葉、行動、生活を律し、さらに外には現れない内面的な努力の仕方や考え方を正し、坐禅を行うという修行であり、その修行においては、自身の修行に誤りがないか常にチェックすることが必要であるというものです。

ただし、八正道に沿って修行したとしても、具体的に何を「正しい」と判断するかに応じて、結果が全く変わってくるかもしれません。まじめに仏教を修行しようとするのであれば、自身も仏教について勉強すべきですが、時間をかけてでも真の師匠を探すことが重要となります。

2010年5月30日日曜日

Zuigakuin Slide Show 瑞岳院スライドショー



より多くの写真は「旅の人」のサイトをご覧ください。
瑞岳院はここに位置しています。

For more photos, please go to this web site.
Zuigakuin is located here.

2010年5月22日土曜日

瑞岳院6月行事 Zuigakuin Event in June

浄命食(じょうみょうじき)を味わう会
  • 日時:6月7、8、9日(3日間、毎日昼)
道元禅師は典座教訓、赴粥飯法の中で、食事の作り方や作法について非常に細かく述べています。その中で修行僧が食すべきとして言われているのが浄命食です。「いのち」を浄化にする食事であれば、必ずしもお寺で出されるおかゆや厳密な菜食料理である必要はありません。現代日本の一般の家庭で作ることができる、化学調味料 を使わず身体に良く、しかもおいしい浄命食をいっしょに作り、味わってみませんか。ご指導は田中妙子先生です。参加ご希望の方は瑞岳院または東京事務所までご連絡ください。日帰り、宿泊いずれも可、1日昼食のみ参加は2000円です。

Jo-myo-jiki (life-purifying food) Cooking Class
  • Date: June 7th, 8th, 9th (3 days, Everyday lunch time)
Zen Master Dogen wrote books "Instructions for Temple Cook" and "Instructions on Taking Food" to provide detailed instructions on cooking and eating of food in a zen monastery.  In these books, he talked about "Jo-myo-jiki" is food that Buddhist practitioners should eat. Jo-myo-jiki is food that purify your life.  Of course it isn't necessarily to be Japanese rice porridge or strict vegetarian food.  In the class, Ms. Taeko Tanaka teaches cooking of delicious and healthy Japanese food that fits to a modern life style without using chemical seasoning. Please contact Zuigakuin or its Tokyo Office. Fee for only attending the class for lunch is 2000 Yen. You can also stay overnight for Zazen practice if you wish.

2010年4月18日日曜日

What is Bendoho?

In Zuigakuin, daily schedule is structured in accordance with Bedoho, the traditional daily schedule in Zen Monastery developed by Dogen, the founder of Soto Zen Buddhism in Japan.  The word "Bendoho" consists of three words Ben-do-ho.  "Ben" means wholehearted practice, "do" means the way or Tao, and "ho" means Dharma or model manner.  Therefore, Bendoho means the manner on wholehearted practice of the way, or the traditional daily schedule in Zen Monastery.

Bedoho is one of six parts of Dogen's Pure Standards for the Zen Community (Eihei Shingi), which also includes:
  1. Instructions for Tenzo or Temple's Cook (Tenzokyokun)
  2. Model Manner for Taking Food (Fushukuhanpo)
  3. Regulations for Study Hall (Shuryo Shingi)
  4. Model Manner When Meeting Senior Instructors Who spent More Than Five Summer Practice Periods (Taitaiko Gogejariho)
  5. Pure Standards for Temple Administrations (Chiji Shingi)
Specifically, Bedoho sets the model manners, movements, chanting, timing in the following activities:
  • Night and morning Zazen in Meditation Hall (Zendo)
  • Sleeping in Meditation Hall
  • Washing face and brushing teeth
  • Holding clothes and sleeping mat and quilt
The traditional Bendoho sets model manners in very fine details reflecting life style, culture at the time of its creation.  In Zuigakuin, the manners are relaxed somewhat to suite modern life style, but still honors sprit of the traditional Bedoho, which is "... when the assembly is sitting, sit together with them; as the assembly lies down, lies down together.  In activity and stillness, be at one with the community..."


2010年4月1日木曜日

無我・無常 / You can't kill me when I'm empty

 
絵の作者はアメリカ人画家Mark Hopkinsです。
1980年代にミネソタ禅センターで片桐老師の法話を聞き、描き上げたものです。


四諦によれば、仏教の理想は「苦の滅 (cessation of suffering)」です。この状態は涅槃 (Nirvana)と呼ばれています。

ここで言う「苦」は肉体や精神の一時的な痛みや苦しみだけではなく、不満、悲しみ、動揺等も含まれています。「苦」の多くに対しては仏教修行をしなくとも「苦」を解消していくことができるかもしれません。もちろん同じようなことが何度も起きるでしょう。しかし、その場その場でその感情の原因を解決することができれば、生活にそれほど支障はないでしょう。これが一般的ではないでしょうか。

それに対して仏教では、個々の「苦」の感情にそれぞれ対応するではなく全てを根本的に解消するために、あるいは本質的に解消できない「苦」の感情を和らげるために、「苦」を超えることを目指します。そしてそのためには、仏教を修行して以下の2点を自覚することが必要であるとしています。
  • 諸行無常(impermanence):全てものは常に変化する
  • 諸法無我(not-self):「私」とは自身の頭が作り上げた単なる思いで実際には存在しない



    2010年3月31日水曜日

    堂長 Teacher

    森山大行老師は、在家の家庭で育ち、1962年に駒沢大学哲学科を卒業後、白山老師のもとで出家得度されました。曹洞宗本山永平寺、総持寺、総持寺特別僧堂で修行した後、永平寺東京別院へ移り、のちに永平寺貫主となる丹羽禅師のもとで1979年まで修行をされました。1970-1973年にはアメリカ・サンフランシスコの桑港寺に滞在し、1970年代にアメリカで起きた禅仏教の大きな広まりを現地で体験されてきました。

    1980年、森山老師は、道元禅師の教えである伝統の弁道法を実践すると共に仏教の国際興隆を図るために、大菩薩山僧堂・瑞岳院を創建しました。瑞岳院は、一般の寺院と異なり檀家も墓もなく、出家・在家を問わず全ての修行者に対して開かれた修行道場です。森山老師は、日本人だけでなく多くの外国人に対しても分け隔てなく受け入れ指導するだけでなく、世界各地(フランス、ウルグアイ、ブラジル、秋田、スウェーデン)で寺院や禅センターを設立・指導をしてきました。1992年には曹洞宗南米開教総監として赴任、その後10年間にわたって南米で布教活動を行ってきました。

    現在、森山老師は、大菩薩山僧堂・瑞岳院を拠点として日本国内での布教活動を行うと共に、国内外の弟子達への指導や他の禅・仏教グループとの交流を深め、より国際的な仏教の布教活動を実践しています。

    Daigyo Moriyama Roshi (Senior Master) was born in 1938 and raised in a layman's family.  After graduating Philosophy department of Komazawa University in 1962, he was ordained by Hakusan Roshi.  He practiced in the head temples of Soto Zen School, Eihei-ji, Soji-ji and Soji-ji Special Monastery.  Then he moved to Tokyo branch temple of Eihei-ji and practiced under Niwa Zenji, the head abbot of Eihei-ji until 1979.  Between 1970 and 1973, he served as the head priest in Soko-ji, a Soto Zen temple in San Francisco in U.S., and experienced dramatic growth of Zen Buddhism in the United States in 1970's.

    In 1980, Moriyama Roshi founded Zuigakuin Zen Monastery to practice Bendoho, traditional teaching of Dogen Zenji and to promote Buddhism internationally.  Zuigakuin is a place dedicated to practice the Bendoho and opened to all lay-practitioners as well as monks.  Moriyama Roshi accepts and teaches Japanese and non-Japanese practitioners, and also founded temples and Zen centers around the world such as in France, Uruguay, Brazil, Akita prefecture in Japan, Sweden.  In 1992, he moved to Brazil and served as director of Soto Zen Buddhism Organization in South America several years.  After retiring from the directorship, he continued his missionary work in South America and led various zen groups until 2002.

    Presently, Moriyama Roshi resides in Zuigakuin and is actively involved in teaching practitioners inside Japan as well as his disciples live outside Japan.  He is also communicating with other Buddhist groups outside Japan to further promote international Buddhism missionary activity.

    2010年3月26日金曜日

    大菩薩山僧堂創立30周年記念摂心 Retreat for Cerebrating the 30th Anniversary of Zuigakuin's Foundation

    (大菩薩山僧堂、龍門  Zuigakuin Dragon Gate)

     来る4月29日~5月5日の5月連休期間中には、大菩薩山僧堂・瑞岳院の30周年を記念して特別摂心(坐禅会)を行います。本堂は1980年に創立され、同年に庫裏が、その2年後には僧堂が建設されました。創立から30周年にあたる今年は坐禅の経験にかかわらず、より多くの方が坐禅に親しむことができる摂心を開催することにしました。

    特別摂心の特徴
    • 摂心の参加は4月29日~5月5日の期間中であれば、いつから始めても何泊でも結構です。各自のご都合に合わせてご参加ください。
    • 森山老師による特別提唱を行います。テーマは「禅とは何か、仏教とは何か、宗教とは何か」です。老師自身の長い禅体験、宗教体験に基づいたお話となります。また、他にも特別講師として在家で参禅歴の長い方たちから、自身の修行体験についてお話をいただく予定です。具体的な日程については本ブログにて近日中に告知します。なお外国人の方には通訳を手配いたします。
    • 森山老師との直接面談の機会を多く設けます。古来より禅仏教の真髄は宗教体験を通じて師匠から弟子へ伝えられてきたものです。老師との直接対話を通じて、単なる知識ではない仏の教えに触れることができるはずです。
    • 入門者コースを設けました。坐禅の経験が少ない、あるいは全くない方に摂心の日程をすべてこなすのは大変です。入門者に対しては、瑞岳院のスタッフが最初に相談をさせていただき、無理のないように日程を調整させていただきます。
    摂心への申し込みはここへ。

    摂心期間中の1日のスケジュール

    4:00 早朝の坐禅
    5:30 朝の読教
    6:30 朝食
    7:30 掃除等作業
    9:00  朝の坐禅
    10:00 午前の法話
    11:30 昼食
    14:00 午後の法話
    15:00 夕方の坐禅
    17:00 夕食
    19:00 夜の座禅
    21:00 就寝

    During May holiday season from April 29 – May 5, Zuigakuin will hold a special Sesshin (retreat program) to celebrate the 30th anniversary of the foundation of Zuigakuin. Zuigakuin was founded in 1980. Kuri (Kitchen hall) was built in the same year and Sodo (Monk hall) in two years later. In 2010 in celebrating the anniversary, the special May retreat program is prepared to allow more participants, regardless of their practice experience, to experience and familiarize with Buddhism and Zazen (sitting meditation). 

    Special Features of May Retreat

    • During the retreat period from April 29 to May 5, you can start your practice any day and stay as many days as you wish to fit your personal schedule.
    • Special Dharma talks by Moriyama Roshi are scheduled. The topic of talks is “What is Zen, What is Buddhism, What is Religion?” The talks are prepared based on many years of Zen experience and religious experience of Moriyama Roshi himself. There are also scheduled talks by senior lay-practitioners based on their own experiences on practice. Concrete schedule will be announced in this blog soon. Translation service is available for foreign participants. 
    • More frequent private interviews with Moriyama Roshi will be arranged. Traditionally, the core of Zen Buddhism teaching was transmitted from a teacher to a disciple through religious experience. Participants should be able to experience the Buddha’s teaching through direct communication with Moriyama Roshi.
    • Introduction program is available. It may be difficult to follow the entire schedule of the retreat for practitioners who does not or have little experience in Zazen. Our staff member will be discussing adjustment of the daily schedule with the practitioners in the first day so that the practitioners with less Zazen experience also can enjoy the retreat.
    If you wish to participate in May retreat program or learn more, please contact Tessan Abe (tessan.abe@gmail.com)

    Daily Schedule during Retreat

     
    04:00    Early morning Zazen
    05:30    Morning sutra chanting
    06:30    Breakfast
    07:30    Work period
    09:00    Morning Zazen
    10:00    Morning Dharma lecture
    11:30    Lunch
    14:00    Afternoon Dharma lecture
    15:00    Afternoon Zazen
    17:00    Dinner
    19:00    Evening Zazen
    21:00    Lights out

    2010年3月22日月曜日

    四諦 / Life is suffering and you will die

    私が初めて仏教を学んだのはアメリカのミネソタ禅瞑想センターでした。もう30年も前になります。当時禅センターの指導者である片桐老師はちょうど長期間の出張中で、禅センターには私以外の日本人が誰もおらず、アメリカ人の修行僧の方たちから禅の指導を受けました。仏教に関する本や指導はもちろん英語で行われました。英語で説明された仏教は、日本語の経典や仏教に関する本などよりもとてもわかりやすく、普通の民家で行う坐禅も新鮮でした。

    そんな初期のころにアメリカ人の参禅者の一人が「Life is suffering and you will die」という言葉が書かれていたTシャツを着ていたのです。「人生は苦で、あなたは死ぬ」。これは四諦(Four Noble Truths)という仏の教えの一つです。日本人なら聞いたことがあるはずなのですが、英語でyouと書かれていると、特に個人的なことを言われているような(まさしくそうなのですが)気がしてショックを受けたのを覚えています。

        苦諦:この世界は苦であるという真理
        集諦:その苦は迷いになる業が集まって原因となっている真理
        滅諦:迷いを絶ち尽くした永遠で平和な境地が理想であるという真理
        道諦:八正道こそが苦の滅を実現する道であるという真理

        1. There is suffering (dukkha).
        2. There is a cause of suffering (craving).
        3. There is the cessation of suffering.
        4. There is the eightfold path leading to the cessation of suffering.

    四諦では「人生が苦である」との現状認識、「苦」の原因を解析、「人生」の目的(理想)が示され、この現状から理想へ至るための手段(道)が示されています。一番最後に示されたものが仏教徒として生きるべき道、八正道です。この中には坐禅や戒律が示されています。

    またその当時、曹洞禅宗の初心者向けとして知られていたのが鈴木老師による「Zen Mind, Beginner's Mind」があります。鈴木俊隆老師は西欧に渡った最初の曹洞禅宗の指導者でした。ミネソタ禅センターの片桐老師は、鈴木老師の後を引き継ぐためにサンフランシスコに渡られたのですが、その後ミネソタ禅センターに移り、1990年に逝去されるまで指導をされていました。

    二人の老師のアメリカでの教えは英語による仏教本として出版されています。文化も言語も全く違う土地で禅を教えを伝えようとしたものです。お勧めです。

    2010年摂心予定  Sesshin/Retreat Schedule in 2010


















    瑞岳院では以下のように摂心を予定しています。摂心期間中は弁道法に基づく伝統的な作法に従い、1日4回の坐禅、応量器を用いた食事、提唱等が行われます。詳細な予定についてはお問い合わせください(一般的な日程)。参加は下記摂心期間の一部だけでも大丈夫です。各自のご都合に合わせてご参加ください(申し込み方法)。

    4月29日-5月5日
    (6月は摂心予定なし)
    7月16-19日
    (8月の摂心は中止となりました)
    9月17-20日
    10月8-11日
    11月19-23日

    In Zuigakuin, Sesshin (holiday retreats) is scheduled in the following periods of 2010. During the Sesshin period, according to the traditional manner based on Bendo-ho, 4-6 sets of Zazen (sitting meditation) per a day, formal meals using Oryoki (traditional food bowls) and lectures are scheduled (Typical daily schedule). You may participate part of the Sesshin period or the whole period (To apply or more information, please contact Tessan Abe (tessan.abe@gmail.com). 

    April 29 - May 5
    (No Sesshin in June)
    July 16 - 19
    (August Sesshin is cancelled)

    September 17 -20
    October 8 - 11
    November 19 - 23

    2010年3月16日火曜日

    仏教とは何か / To avoid all evil, to cultivate good

    諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く
    衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
    自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
    是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり

    To avoid all evil, 
    to cultivate good, and 
    to cleanse one's mind
    this is the teaching of the Buddhas.

    これは七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)というもので、『法句経』のThe Buddhaの183に収録されているものです。唐の白居易が道林和尚に「仏教の真髄とは何か」と問うたところ、この偈の前半を示され、白居易が「こんなことは3歳の子供でもわかるではないか!」といったが、道林和尚に「3歳の子供でもわかるが、80歳の老人でもできないだろう」とたしなめられ、謝ったという逸話が有名です。(Wikipedia 七仏通誡偈

    ただ良く考えてみると上記のような教えは仏教に限ったものではありません。他の宗派も同様な教えがあるはずです。人間は元々「良いことをしたい、悪いことはしないほうが良い」というのがより一般的であるように思われます。ただ日常生活は複雑で多くの要因が重なり、各時点で何が善なのか悪なのかがわからなかったり、また自身が善と分かっていることができず、自身が悪と思っていることをしてしまう、ということに問題があるのではないでしょうか。例えば、電車で席を譲るとか、嫉妬や怒りのために嘘をついたりするなど。まさしく「3歳の子供でもわかるが、80歳の老人でもできない」ことなのです。(もちろん宗教、宗派、指導者毎に善悪、心の浄くする方法の解釈が変わっていくという問題までありますが。。。)

    この「仏の教え」をどのように実現していくかについては、次回に。

    2010年3月12日金曜日

    はじめに

    東京の芝浦地区で坐禅会を始めました。坐禅をより身近なものとし、日常生活の一部として無理なく続けていけるような会にしたいと考えています。日常の生活は大変です。その中で自分の思ったように生きていくのはさらに大変なことです。その大変さを和らげるために、坐禅をしたい、仏教を学びたいというかた、ぜひともご参加ください。

    坐禅の方式は曹洞宗の教えに従って行いますが、宗派、宗教は問いません。また、本会は坐禅が主となりますが、瑞岳院・国際禅仏教交流センターの森山大行老師からご法話もいただく予定です。

    スケジュール:
    日時・場所については随時本ブログでお知らせしますが、目標は月2‐4回、月曜日夜19:00 ~20:30です。坐禅会では以下の予定で坐禅をします。

    19:00-19:40 坐禅
    19:40-19:50 経行(きんひん)
    19:50-20:30 坐禅 

    不明な点がありましたら、下記連絡先へ何なりとご連絡ください。なお坐蒲(ざふ)はこちらで用意しております(三田の常林寺さんからお借りしております)。

    場所:
    芝浦港南区民センター(東京都港区芝浦4-13-1、TEL 03-3769-8864)、第2和室















    参加費:数百円程度(区民センターの利用料金です)
    連絡先:阿部鉄生(tessan.abe@gmail.com)

    森山老師帰国/Moriyama Roshi Returned to Japan

    ハワイのホノルルダイヤモンドサンガのパロロ禅センターに2月12日から滞在していた森山老師が先週帰国されました。ダイヤモンドサンガは、森山老師が尊敬する禅指導者の一人であるエイトケン老師(Robert Baker Aitken)により創設されたものです。

    同センターに滞在中、森山老師は引退されているエイトケン老師や現在サンガを指導しているキーレン先生と会談し、坐禅会では法話をしたり、他の米国人修行者と共に坐禅や作務を楽しんだとのことです。

    Last week Moriyama roshi returned to Japan from Hawaii.  He was staying in Palolo Zen center of Honolulu Diamond Sangha since Feb. 12.  The Diamond Sangha was established by Robert Baker Aitken Roshi, who is one of great zen teachers in U.S. and Moriyama Roshi's respected teacher. 

    During the stay, Moriyama Roshi was able to meet with Aiteken Roshi who is retired and Rev. Kieran who is now leading the Sangha.  Roshi also enjoyed to give a talk in a Zazen meeting held in the Zen center as well as sitting Zazen and working with other American practitioners.

    2010年1月26日火曜日

    2010年スケジュール/2010 Annual Schedule

    森山老師出張計画/Moriyama Roshi Travel plan
    • 2月12日–3月中旬/February 12-Mid of March: ハワイ・ホノルル・パオロ禅センター/Paololo Zen Center, Honolulu, Hawaii
    • 6月初旬/Early June: 岩手県宗務所講習会講師/Lecturer for Seminar in Soto Zen Shumusho, Iwate Prefecture
    • 6月中旬‐下旬/Mid to End of June: 英国・イタリア/England and Italy
    • 2011年1月‐3月/January – March 2011: ブラジル・ウルグアイ/Brazil, Uruguay

    瑞岳院行事/Events in Zuigakuin
    • 1月-3月/January – March: 冬季閉鎖/Winter Closure
    • 4月初旬/Beginning of April: 瑞岳院再開/Opening of Zuigakuin (日程/Daily Schedule)
    • 7月中旬/Mid of July: 瑞岳院30周年祝い/30th Anniversary of Zuigakuin
    • 2011年1‐3月/January-March 2011: 冬季閉鎖/Winter Closure
    5月初めには3日間の摂心が予定されています。また5月以降も月初めには摂心を予定しています。摂心とは通常よりも多くの坐禅を集中的に行う修行です。

    3-days Sesshin is scheduled in the beginning of May, and the following months as much as possible. Sesshin is an intensive practice in which more sitting meditations are schedule than the regular day.

    2010年1月19日火曜日

    ブログについて/About this Blog

    本ブログでは瑞岳院・国際禅交流センター代表の森山大行老師の活動や教え、瑞岳院の近況、森山老師の弟子達の近況活動を日本語と英語で紹介していきます。

    This blog will post activities and teachings of Moriyama Daigyo Roshi, the Abbot of Zuigakuin Soto Zen Monastery and International Zen Center, news from Zuigakuin, activities and news from international disciples of Moriyama Roshi in Japanese and English.

    本ブログを通して、盛んな布教活動のため会いたくてもなかなか会えない森山老師の教えの少なくとも一部や、場所が遠く行きたくてもなかなか行けない瑞岳院の状況を日本国内外へ発信すると共に、国内外での兄弟姉妹弟子の皆さんの活動や考えを紹介し合うことで、読者各自の修行の励みになれば幸いです。

    I will try to convey teaching of Moriyama Roshi as much as possible and what happenings of Zuigakuin through this blog to brother and sister disciples and any other followers inside and outside Japan.  This is because for many of us it is difficult to meet Roshi or visit Zuigakuin in person as much as we want, and Roshi seems always busy visiting his disciples in various places and Zuigakuin is located in such deep mountains.  At the same time, I will try to introduce ideas and activities of the brother and sister disciples to each other.  It would be my great pleasure if I could help promoting reader's practice in any way I can.

    ブログの読者や森山老師のお弟子さんたちからのコメントお待ちしております。

    I welcome comments from readers of the blog and disciples of Moriyama Roshi.

    鉄生/Tessan